代表者挨拶

昭和27年、先代社長 故三野守造が創業以来、弊社は60有余年を迎えることとなりました。この間多くの皆様方のご厚情に支えられましたこと深く感謝申し上げます。
戦後の荒廃と虚脱から漸く立上ろうとした20年代後半にスタートした弊社は、日本経済復興に最も重要な役割を果たすべき電力・鉱工業界が必要とする諸機械の販売を通じてその復興発展に直接寄与し、また弊社も共に発展してまいりました。商社としての弊社の生き方はメーカーと常に一心同体であり、生産者から最終需要家への直接のパイプ役を果たしてまいりました。我が国一流のメーカー及び需要家の双方より絶大な信頼とご支援を賜っておりますのも、私共の任務は「複雑多様な衣を縫う糸の役目を果たすことにある」という信念を創業以来一貫して守り続けてきた事へのご賛同の結果と深く感謝申し上げる次第です。又、この故にこそ創業以来の幾度かの経済的変動の際にも、その都度小集団経営の強みを如何んなく発揮し、むしろこれを体質改善のチャンスとして、一歩一歩前進を続けて参れたものと確信致しております。
また昨今、各企業・官公庁ともに環境・エネルギー・品質保証・防災などの諸問題への対応が求められるようになり、またIT革命・物流革命の中で「良いものを安く早く」提供するようグローバルな競争にさらされています。弊社も物品販売にとどまらずエンジニアリング及びアフターサービスの重要性を認識し、社会での存在価値を認められなければ、会社の存続はありえないという信念のもと今後とも社会の発展に寄与し続けていきたいと願っております。また企業は社会に役立つ製品やサービスを提供するだけではなく、社会を構成する一員として社会から信頼される存在でなければなりません。そのためには企業の社会的責任(CSR)を果たすことが求められています。法令遵守(コンプライアンス)・企業倫理(Corporate Ethics)・人権尊重・情報公開・機密情報の漏洩防止・環境への取り組み・そして社会への貢献など、弊社としてもその責任を積極的に果たし、永遠に社会にとって必要とされる会社になることをめざしています。

変化の激しい中にあっても、複雑化した現象の底を流れる常に変わらない本質をしっかりと把握し、会社の総合力を発揮して、新しい半世紀へとさらに前進を続ける覚悟でございますので今後とも御支援、御指導のほど、よろしくお願い申し上げます。

代表取締役社長
三野容志郎